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千葉県の南房総では台風15号の災害の復旧がなぜ遅れているか?

電柱地中化(無電柱化)の急務 電柱倒壊・損傷2000本

なぜ房総の被害状況が3日間も報道されなかったか?

それは2000本の電柱の倒壊による通信網の壊滅、全ての情報伝達経路が断たれて、房総地区は陸の孤島となりはてた。

 プロローグ: 

南房総市白浜、9月8日

メガフォンから台風による避難準備勧告などの警告がけたたましく、流れていた。

強風で飛ぶようなものを整理し、一応の準備をした。

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物が飛んできて窓ガラスを割れた状況

夜10時頃より風が強くなり、唸るような風の音で眠れない。 深夜、9日午前1時頃、2Fの大きな窓ガラスが割れ、突風が吹き込み、建物の中をかき回した。 幸いその部屋は洋服ダンスが3個あり誰も寝ていなかった。そのタンスが突風で半壊されたのは風の強さを恐れ入る。 部屋の中は洗濯機でかきまわしたように壊れた家具の一部やガラスが飛んでいるので、部屋の中には入れず、廊下側のドア(すでに風で壊れてしまらない)の上より、コンパネを打ち付ける作業を行った。大人3名でコンパネを押さえつけてる間に、もう一人が充電式電動ドリルで手早く、処理しなければならない風圧だった。 コンパネ二枚重ねて二重にした。

 

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そして隣の畑との30m近いブロックの塀が全壊し、屋根の一部が飛び、雨漏り、停電で朝を迎えた。

剥がれた屋根、閉じない戸、垂れ下がっている給湯器、雨が吹き込む窓などの修理を始めた。

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窓ガラスが割れて屋内をミキサーかけたようにかき回した

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ボイラー室跡かとも無い^^;

携帯電話が1時間置きに10分位通じていたが、それも、通じなくなった。

翌朝9月10日(火)の朝8時、仕事上どうしても東京との連絡が必用で、それはネットか携帯が通じれば、それで済むことだが、通信経路が全て破壊されているので、東京に行くしかないと覚悟を決めて車に飛び乗った。 

妻、娘と赤ちゃんを残して気にはなったが、たまたま泊まっていた3名の来客(妻の友人)が大工や建築関係の仕事に携わってる人だったので、そう心配せずに車に乗った。

 

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家を出て15分、田舎道がすぐ渋滞になり、避けて脇道を走り、2時間後、館山道高速の鋸南入口に付いたら唖然、閉鎖している。次の入口も閉鎖、ガソリンが少なくなり、人に尋ねると鴨川駅前のGSが空いてるとの話を聞いて、鴨川方面へ走り、途中で通行止め、また富津方面へもどろうと途中、腹が減っていることに気づく。

 

 

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ボイラー室が風で全壊

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lobbyのシャンデリアには雨漏りの水が溜まって漏電中


どこか食堂が開いてると思ったが、どこも「停電のためお休みします」と張り紙が貼ってある。

朝から何も食べずに家を出て6時間後、君津の営業中の7-11を見つけて入ると、陳列棚は空っぽ。床は水はけができない。 横の方に酵母パンが30個くらいあり、一人一個づつと書いてある。 あれ! 配給か?まるで戦時中だな、

 

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まだ携帯の電波がないのでgoogle mapが使えず、自分の進んでいる方向が分からない。 しまった、オフラインマップをdlしとくべきだっったと気づいたのは後の祭り。

道々人に東京の方角とGSを聞きながら進むと、20km先に10リッターだけ売ってくれるGSがあると親切な人が教えてくれ、なんとか給油でき、ラッキー、東京にたどり着いたのは家を出て8時間後。

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その後数日間、家族と通信不通になるのは想像外だった。

 携帯電話は10分置きに試し、その他メール、LINE、メッセンジャー、ショートメール,FAXでもメッセージを残し, facetime, スカイプ、SMS全ての連絡の可能性を試し見ても音信不通、

全て考え得る通信の可能性全てを試しみた。

20年前ISDN回線で通信を初めた我々夫婦に初めて通信が途絶える

電気がないので、趣味でやっていた得意のアマチュア無線の電波も受け取れない。

電話も通じなく、70年逆戻り、こうなりゃ伝書鳩でも飛ばすしか考えつかない。

 

9月11日(水)  まだ電話も通じず、メールなどの通信が途絶えたまま、安否が気になる。

テレビのニュースも見ているが房総地域の報道は無い。

横浜や西千葉駅など、小さな被害しか報道してない。

被害の画像から見ると、看板が飛んだり、も房総に比べる小さな被害。

情報が全くもってゼロである。

とにかく、房総の状況を知ることができないが、 停電中であることはほぼ間違いない。

9月12日(木)  
まだ暗い朝5時すぎ、ダメもとで南房総市白浜コミュニティーセンター、電話を掛けてみると、電話がつながった。おおおっ!、、胸が熱くなった。なんとあの役所の公務員が夜を徹して対応しているのだ。官民協力で昼夜を問わず、地域の被災者に対しての対応してる姿を思い浮かべると、胸がいっぱいで手を合わせる想いがこみ上げた。 

「今家族を残して東京から電話してます」と詳しい事情を聞いてその悲惨さに驚いた。現地で必要な物は電源と思って、中古のラジエターをヤフオクで即決落札し、横浜に取りに行った。 、、、
まだ通信遮断は変わらない。 悪い予感がして、発電機を買って、房総に向かった。 ガソリンがないので、結局使えなかった、、、トホホ

 

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台風が海岸のゴミを吹き上げて、空中を飛び回っているので外にはでれない。


 修復作業 

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窓が割れただけで、畳も使えない。床も壁も天井も根本的修復が必用

窓ガラスが割れると、部屋内で竜巻が起きたような悲惨な状態が起きる。
タンスのような家具同士が部屋内でミキサーをかけたような状態になり、ほとんどの家具や寝具は全滅、タタミもふすまも使えない。

 

水と電気のどっちが大事か?

通信網と電気のどっちが大事か?、、、

と比較して比べる対象ではない。 今の世の中の仕組みは電気が無ければ、全てが機能しない構造になっている。

携帯電話もガソリンスタンドも全て電気で稼働するようになっている。

携帯はdocomo,Au,softbank基地局が停電のため機能していない。しばらくは基地局のに設置してある停電用蓄電池が作動してるが、それは1日もたない。

同時に光回線も停電のため使えない。

今やインタネットは水道、電気、ガスに勝るとも劣らない、ライフラインの一つなっている。

ガスは調理するだけならカセットコンロがある。暖かいシャワーはないが、ライフラインではない。 

3日遅れて、今日自衛隊が大きな水タンクローラーで水を配給している。

自衛隊の設置した簡易シャワー風呂はありがたい!

数日分の垢を落とし、暑い湯船につかることができた。

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自衛隊が設置した簡易風呂

 

停電により断水、通信などの被害が出て

停電により、被害情報が遮断され、支援が遅れて、被害が増大した。 

日本の端のどんな情報でも1日以内に到達するこの頃の日本の状況に慣れてしまって想像できない。

 

なぜ報道されないのだろう?我が家の被害だけでもかなりニュース性の高いものだけど?

自称通信エキスパートの自分が家族の安否さえ確認できなかった今回の徹底した通信網の破壊。

全ての情報網が遮断された状況下ではあのハイエナのように特ダネニュースを嗅ぎ分ける、報道陣さえも南房総の災害状況の情報を入手はできなかったのだろう。

そのような訳で、悲惨な状況を知るよしも無く2-3日が過ぎさってしまったというのが今回報道がおくれた原因のようである。

全てを駆動する元は電力、

現在、まだ水が断水が続いている。

水道の浄水やポンプにも電気を使うためだそうだ。

 

我が家はプロパンガスだけど、ガス漏れ探知機が電気で作動するためか自動停止になって、ガス屋も忙しくて何度もお願いしても来てくれない。

 

電気が止まれば、水が止まり、インターネットが止まり、電話も使えなくなる。

ガスがあっても給湯器が使えないので温水はでない。

今回の長引く停電の原因は迂回可能な高圧送電線の鉄柱が倒れたことで無く、迂回できない地域の電柱が倒れたためである。

 

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これだけの被害が大きくなった原因は全て電柱が倒れたことに起因している。

電柱が倒れると電線だけじゃ無く、光回線、電話線も断線するだろう。

また、停電のための通信網の破壊による被害情報が伝達が以上に遅れたため、救援作業や復旧作業開始が遅れた。

 

はたしてセメントの鉄柱が台風ごときで倒れるような作り方しているのか?

と疑問に思うかもしれない。

最初に電力インフラの電柱立てた時は3線 と場所によっては高圧6600Vとどこかで聞いたが、使用量の増加による配線の増加に光、電話線など何十本ものインフラ線を支えているらしい。

そのため、風圧による横方向にかかる力は何倍以上にもなっている。 

今立っている電柱の殆どはひょっとして安全限界能力をとっくに越えているのではないのか?!

このとっくに上限を超えていることに気がつかず、いや全く考えもよらず、今日まで綱渡りように年毎に配線を増やしていったのかも知れない。 また使用する配線も太く重くなっている。

電線の許容電流は断面積にほぼ比例する。 ここ50年で電力需要が5倍以上になっている。大多数の電柱が50年以上経過している。一番古いものでは100年に近いものもあるらしい。今まで、倒れなかったのが不思議くらい。

 

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倒壊・損傷の電柱、全部で2000本

コンクリート構造物の電柱はメンテナンスが不要で、半永久的な施工物として考えられてきました。
しかし最近コンクリートの劣化に関しては中性化、塩害等の外的要因が挙げられます

それ以上の大きな原因が見つかりました。

60年前、電柱を設置した当時は細くて少ない電線を支えるに充分に耐えられる安全範囲だったのかもしれない。  今一本の電柱が支えている重量と同じ風力で受ける力が何倍もなり、はたしてそれはが計算に入っているのだろうか?

結論として、電柱の地中化、つまり無電柱化すれば全ては解決する。

全てのインフラを地中ケーブルに切り替える。

 https://news.nicovideo.jp/watch/nw3960880

 

ロンドン、パリ、ニューヨークなど大都市は100%近くは地中にある。

ロンドンは産業革命の時1800年代の終わり、最初から地中の配線でスタート、

日本は100年遅れを取っている。

海外では一昔前に実現できている設置が、日本の世界最先端の技術と国力できないことはない。

 

初めて来日した妻の母スイス人から、「日本ってインドなどの途上国みたいだね」という言葉を聞いた。その意味は張り巡らされた電線と電柱の醜さ。

私達日本人は電柱や電線も、電柱も見慣れてしまって気が付きませんが、電線がないことに慣れている外国人には目につきやすい。

 

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どうして今まで地中化を進めてないか。

 ひとつに日本人には電柱地中化への意識が低い。

また景観の阻害への意識も低い。

欧米諸国の無電柱化の目的の第一は景観にある。

途上国は、経済活動で目一杯、他に余裕が無く、やむなく景観への配慮がなされていない。

そう言う意味で日本は先進国とは呼べないということです

欧米ではコスト(利便性)よりも景観重視!とでも先進国と呼べない日本の街並み

 

 

被災地で何が最も必用かと問われたら、一週間前までは水と食料と短絡的に答えてただろう。

 

100年前は電気はなかった。、、、だから人命確保に電気は必要無しと思ってしまう。

今は電気がないと人が死ぬような社会構造になっているのだ。水と食料があれば生き延びることができると考える根拠は100年前昔の生活を想像して答えてしまうからだ。

 

30年前はインタネットは存在してない。20年前OCNか出たら初めてのインタネット・サービスが始まった。 その時最大速度は56Kbpsは今は1Gbps(=1,000,000Kbps)と数万倍の速度に達している。瞬時に画像や動画を送れ、日本中が情報を瞬時に共有できる時代を迎えた。電話回線を使わなくても、Wifiなどのネット回線でLINE電話など様々な方法で通信が可能になった。それも現地の様子を映し出しながらのTV電話で。

1987年(昭和62年)最初の携帯電話が出現し、過半数の普及率を超えたのは2006年頃である。

つい最近まで携帯も普及してなかった。何が言いたいか、インタネットも携帯も無かった時代でも人は生活できたので、今も必要無いかという問いだが、それに変わる連絡方法があった。FAXがあり、そのずっと昔は電信電報があり、さらに前は飛脚が走っていたのかも知れない。 その時代に応じて何らかの通信手段が設けられていた。時代とともにより早い速度の通信方法が確立されると、古い物は無くなる。電話が発明された時、電信通話が無くなった。今最速に連絡方法は通話だけなら、携帯電話、様々な情報伝達は全てインタネットが無くてはならない世界になっている。

 

水と電気のどっちが大事かと比較して比べる対象ではない。 今の世の中の仕組みは電気が無ければ、全てが機能しない構造になっている。

携帯電話もガソリンスタンドも全て電気で稼働するようになっている。

今回の水もガスも電気もインタネットもないを1週間味わって何が必用かが明確に分かった。

今日は台風より8日目だが、自衛隊の設置した温水シャワーを浴びにいく。

これは助かる。 メガホンでは赤ちゃんの紙おむつまで無料で配給してくれている。

当家はAmazonで注文して届いているので、問題ではない。物資は道が使えれば届くのだ。

道が使えなくなった時は、自衛隊もこれないような超非参事。

 

100年前のライフラインと同じく、

水と食料が一番大事とという短絡的な答えになってしまうのが落とし穴

電気というと電灯、明かりを先ず想像して、ロウソクで生活している姿を想像するが、電気が無いと、インタネットも使えず、携帯の充電もできない。夏はエアコンも扇風機も使えない。冷蔵庫、冷凍庫が使えないと、スーパーやコンビニが全て営業停止する。

プロパンガスが使えても給湯器が使えないため、お湯がでない、お風呂に入れない。

案外不便だったのは電気蚊取りが使えないこと、それはエアコンが使えないので窓を開けっぱなしで寝る。

赤ちゃん(孫)が大量の蚊に刺され、娘(母親)も睡眠妨害がストレスにつながった。

GSも電気が無いと地下に貯蔵してあるガソリンをくみ出すポンプが稼働せず閉店した。また、水の浄化装置とポンプが停止し、浄化済の貯水が枯渇したのか、翌日、断水を招いた。

またエアコンの停止はお年寄りを中心に多くの熱中症を発生させ病院に搬送された人も多いと聞いた。

現実的に仮設電気や非常用ラジエーターを含めて全ての電気が止まったら、病院では生命維持装置を含めた命にかかわる医療器具が使えなくなる。 手術もできない。

非常用発電機を動かすガソリンもGSが全て営業停止している。

携帯電話は電波を出している局非常用蓄電池にある1日分、但し、ただ回線が混雑していて、殆ど付かなく、その非常用蓄電池が切れた翌日より完全不通。

 

そうです。今は電力なしには生活維持ができない社会になっている。逆に電力さえあれば、生命維持ができないような事は起きない社会の仕組みができあがっている。

仮に全ての道路が通行不可能に陥った場合でも、ヘリで食料を届けることもできる。 その状況が伝わればの話だけど。

実際最寄りのスーパーおどやに電気が復旧した木曜に日にはほとんどの食料がすぐに並んだ。電気が無くなるとゴーストタウンになってしまう。

送電を電柱に頼っている限りは、最低のライフラインの確保はできない。

通信も食料も水も電気に頼っている現在社会を麻痺させ、破滅させる悪魔の技は電柱を倒すことである。

電柱の地中化はリスクマネージメントで最初にやるべき、というより、最低条件である。

実現に関しては経済力と技術はあるはず、100年前に欧米が実現している。

世界でもトップの電気技術とGNP世界第3位を誇る日本と思って来日した外国人が貼り巡らされた電線と電柱を見て、首を横に振る。   日本も一部のアジアの途上国と同じじゃ無いか? 笑い話になっている。

 

電柱の地中化はその経済効果はともかく、ライフラインの確保、景観の確保、そして自転車と車の接触などの事故を避けるため、先進国の仲間入りのための、最低基本条件であろう。

ニューヨークは1900年前後は日本の街のように電線が張り巡らしていた、それで危機を感じて1900年初頭に地中化にした。ロンドンは最初から地中に設置。、

f:id:tokyobon:20190916121723j:plain日本の街は電線だらけ。100年前のNYもそうだった。

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ドイツの街並み

 

無電柱化、電柱の地中化は急務。

電力会社にまかせるのでは無く、国が公共事業として全額負担で電力会社と合同で実施する課題と思える。

 

 

2019年被災時、被災地からの地中化のメリットの意見

①水を止め、通信を止め、全ての機能を失う停電を避けるリスクマネージメント

風景を損なわない  景観がよくなれば生活における精神的満足度も向上する

③歩道のスペースが増える。というより、車が走りやすくなる。

実際は両が走りやすくなり、電柱を避けて出てくる自転車との接触が減ると考えられる。

 

①これは直接経済効果につながらなくても、最悪な状況を避けるために投資すべきこと。

今回の15号の台風の影響で、複数の離れた場所で、多くの電柱が倒れた。

これは偶然で無く、電柱は絶対倒。れないという神話は崩れた。ある程度の強風で電柱は簡単に倒れることが判明された。

電柱が倒れ、送電と光回線と電話回線が遮断されて、情報が遮断されていたのが全ての問題。

東京からわずか100km前後の町が陸の孤島となりはてた。 もし情報が瞬時に届いていたら。自衛隊も含めた支援もすぐ動いていたかもしれない。

 自衛隊の救済力は強力 はやり訓練されたプロの集団です。
自衛隊が到着すればもう恐れる物は無い。最低の生活維持環境までの援助、復旧やってくれる頼りがいのある存在です。大事な点は早く自衛隊に動いてもらうこと。

今回の被害の教訓がいかされ、もっと大きな災害を根本から避ける設備を構築することを考えついたら、大きな教訓を残したことになる。この被災で電柱の地中化が始まる方向にいけば、将来の安全に大きな布石を打ったことになる。

 

 

 

結論

電柱の地中化は東電などの半民間企業に推し進めても、現実は難しい、、、

それは企業にとって莫大な投資の割に経済的な効果はほぼ無い。

これはリスクマネージメント事業として国が全額投資して進めるべき事業!

そこまで国会での審議が進まない理由は日本ではまだまだ、電柱地中化の必要性の認識が政治家だけで無く、一般市民にも認識不足のまま、21世紀を迎えている。
欧米のそれに比べると50年~70年以上遅れている。

結論として、すぐ電柱の地中化事業を日本国の災害リスク・ネージメントの一大プロジェクトとして国歌予算を組んで対処することであろう。